top of page

製品

事例集

サポート

リソース

会社

More News

10/9/2025

eSIMブートストラップ ― テルトニカeSIMルーターの“すぐにつながる”新機能

8/28/2025

【IPパススルー】テルトニカ製デバイスのための直接接続

8/27/2025

ネットワーク制御を加速させるマネージドスイッチ ―「SWM28」シリーズが新登場

ネットワーク制御を加速させるマネージドスイッチ ―「SWM28」シリーズが新登場

2025年8月27日

このたびテルトニカから、新たに3機種の高機能マネージドスイッチ 「SWM280」・「SWM281」・「SWM282」が新登場しました。1Uラックサイズのコンパクト設計ながら、ネットワーク制御・柔軟性・信頼性に優れ、内部電源やアクティブ冷却システムといったエンタープライズ仕様の機能を搭載しています。


過酷なネットワーク環境にも対応できる堅牢さを備えた製品で、基幹業務を支えるネットワークインフラ構築に最適です。




高度なネットワーク制御を直感的に


L2ベースにL3機能を融合した柔軟な性能


「SWM28」シリーズはL2(レイヤー2)をベースに、L3(レイヤー3)の機能を追加し、高度なネットワーク管理・制御を実現します。


VLANやループ保護、静的IPv4/IPv6ルーティングに加え、OSPFBGPといった動的ルーティングにも対応。高精度かつ高性能が求められるエンタープライズ環境への導入に最適です。L2・L3機能それぞれの長所を組み合わせることで、ルーティングやセグメンテーション、トラフィック制御を柔軟に実行でき、複雑なネットワーク環境にも安定した通信をもたらします。


 産業用プロトコル対応で最適化された通信


「SWM28」シリーズは、PROFINET、EtherNet/IP、MRP といった主要な産業用プロトコルに対応しており、複雑な自動化システムへスムーズに統合できます。この組み合わせにより、安定した通信、冗長化機能、そして効率的なデータフローを実現。具体的には、PROFINETによる高度な診断・監視機能、EtherNet/IPによる高速応答・大容量通信、さらにMRPによる堅牢なリング型トポロジーでダウンタイムを最小限に抑える仕様となっています。


これらの機能を兼ね備えた「SWM28」シリーズは、エンタープライズ領域を超えた厳しい環境にも対応できる堅牢な選択肢となります。またIIoTソリューションにおいては、自動化のスムーズ化、突発的な停止の削減、そしてより強靭なネットワーク環境を実現できます。


「TswOS」とのスムーズな統合でシンプルな設定を実現


テルトニカ製スイッチ専用のOSである「TswOS」を搭載した「SWM28」シリーズは、高機能かつ直感的なプラットフォームによる管理機能が特徴的です。マネージドスイッチ用に特化して設計された「TswOS」で、あらゆるシナリオに合わせた柔軟なネットワーク設定ができます。


ポート速度の制御・ミラーリング・アイソレーション等の機能で、各ポートを用途に応じて細かく調整可能。さらにPoE+機能と組み合わせることで電源供給を一元管理でき、外部電源無しで動作するため、導入の手間を削減することができます。


また、接続機器の不具合・停止といった状況でも、「TswOS」からリモート再起動が可能です。これで運用の効率性・信頼性を高まり、保守作業の効率化やダウンタイムの短縮につながります。


RMSとの連携で集中管理


RMSとの連携で集中管理


「SWM28」シリーズはすべて、テルトニカのリモート管理システム「RMS(リモート・マネジメント・システム)」に完全対応しています。これにより、エンドポイント機器を遠隔から一括管理でき、さらに「ネットワークマップ」機能による可視化も活用できます。


「ネットワークマップ」は複雑に組み合わさったデバイス間の関係を、直感的で分かりやすい図で表示したもので、これでインフラ全体自在に制御できるものです。ネットワークを地図のように可視化することで、接続状況の把握、ボトルネックの特定、複数機器への設定変更を数クリックのみで実行できます。


またこの機能は直感的に操作できるため、セグメントごとのファイアウォール適用やネットワーク全体の設定管理も効率化され、作業時間の短縮と一貫した運用を実現できます。


さらに、「SWM」シリーズのネットワークスイッチには「RMS Management」の無料ライセンスが2年間分付属しており、利用開始と同時にすぐにメリットを感じていただけるものと思います。



多様なネットワークニーズに応えるラインナップ


PoE+でシンプルな導入を実現


「SWM280」および「SWM282」にはのPoE+機能が搭載されています。各ポート最大30W、合計300Wまで給電できるため外部電源を別途用意する必要がなく、導入にかかる手間とコストを大幅に簡素化します。


さらに、PoEの有効/無効切り替え、ポートのアイソレーション、速度制御といった管理機能があるため、電力供給と通信のバランスを柔軟に最適化できます。


加えて、PoEウォッチドッグ機能を搭載しており、応答しない機器を自動で再起動。ダウンタイムを削減し、ネットワークの安定性を高めます。


このように導入を簡略化することで、設置時間とコストを削減ができ、今後のネットワーク拡張も容易になります。


光ファイバー対応 ― 安全なSFP接続


「SWM28」シリーズは全モデルにSFPポートを4つ搭載。光ファイバーによるアップリンクに対応し、最大1Gbpsの高速通信を、距離や電波干渉に制限されることなく実現します。


さらに、従来の銅線イーサネットと比べてスニッフィング攻撃への耐性も高く、セキュリティ面でも優れているのが特徴です。


その結果、高速通信や重要データの保護、インフラの長寿命化を実現し、コスト面でも優れた効果を発揮します。


セキュリティと信頼性を重視した設計


「SWM28」シリーズは、ネットワークをつなぐだけの機器ではなく、長期にわたり安定稼働し、安全に運用できるよう設計されています。


内部電源とアクティブ冷却システムにより、高負荷環境でも長期的な安定稼働を実現。さらに、アース接続、リセットボタン、ステータスLEDといった実用的な機能を備え、設置や日常における運用においてスムーズに取り扱うことができます。


モデルごとの違い


「SWM280」「SWM281」「SWM282」は、いずれも高性能で幅広いプロトコル対応、「TswOS」との統合といった共通の強みを備えています。ただし、それぞれのモデルには異なる特長があり、接続環境やニーズに応じて使い分けられるように設計されています。



「SWM280」― PoE+スイッチ


SWM280」は、PoE+ポート12基と標準ギガビット・イーサネットポート(LANポート)12基を組み合わせたもので、データ接続と電源供給の両方が必要となる環境に適しています。


「SWM281」― ギガビット・イーサネット(LANポート)スイッチ


SWM281」は、スループット性能に特化して設計されており、24基のギガビット・イーサネットポート(LANポート、PoE+なし)を提供します。電源供給が必須でなく、速度と安定性が最重要となる大規模ネットワークに最適なモデルです。


 「SWM282」―  PoE+スイッチ


SWM282」は、全24ポートPoE+対応のフルパワーモデルです。各接続が電源とデータを同時に供給する必要がある高密度な展開環境に最適です。


「SWM280」・「SWM281」・「SWM282」、それぞれのマネージドスイッチの資料はこちらから、または、右の画像をクリックしてご覧ください。



実際の導入事例


EV充電ステーションの構築を容易に


急成長を続けるEV充電市場では、カメラ、POS端末、デジタルサイネージなど多様な機器に対応でき、効率的かつ省スペースで運用ネットワークインフラが必要です。


単に充電ステーションを増設するだけでは不十分であり、多様な機器やサービスを支えるためには、堅牢で柔軟性のある接続基盤が欠かせません。


この場合テルトニカのPoE+スイッチ 「SWM280」が最適です。PoE+ポート12基およびイーサネットポート12基を備えており、最大24台の機器を接続可能。各機器ごとに電源を設置する必要がないため、コスト、スペースの制約を大幅に削減組み込みをシンプルにできます。


さらに、5Gルーター「RUTC50」 と組み合わせることで最大3.4Gbpsの超高速モバイル通信を実現。高速かつ安定したインターネット接続でリアルタイムのデータ伝送を可能にします。この事例の詳細についてはこちらからご覧ください。


大学キャンパスネットワーク


現代の大学では、日々の学術活動を支えるために、途切れることのない高速ワイヤレス接続が欠かせません。


学内のWi-Fiシステムは、講義室、図書館、研究室、廊下等さまざまなスペースをカバーするだけでなく、多様なユーザーグループやネットワークにも対応しなければなりません。


その中心となるネットワーク機器が「SWM280」 です。大規模なネットワーク分配に最適な高性能マネージドスイッチで、ギガビット・イーサネットポート12基の、PoE+ポート12基、SFPポート4つを搭載。PoE+ポートはそれぞれ最大30W、合計300Wの給電能力を持ち、学内に設置したアクセスポイント「TAP200」を余裕を持って稼働させることができます。


さらに、サーバールームに5Gルーター 「RUTM59」を設置することでインターネット接続を提供し、「RMSマネジメント」を活用することで、PoE+スイッチ経由で接続したすべてのネットワーク機器を遠隔で可視化・制御できます。この事例の詳細については、こちらからご覧ください。



お問い合わせ


「SWM28」シリーズは、安定性・運用効率・拡張性を兼ね備えたネットワークスイッチで、これからの長期運用を見据えた導入に最適です。まずはサンプルで、その実力をお確かめください。下記の「お問い合わせ」フォームからお気軽にご連絡ください。


LIKE THIS STORY?

ぜひシェアしていただければ嬉しいです!

GOT A QUESTION?

お気軽にお問い合わせください!

bottom of page