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最大のIoTセキュリティリスク ― ルーターのファームウェア更新が不可欠な理由

RutOS 7.19 ファームウェア更新-さらなる進化を遂げた最新機能

2025年12月3日


RutOS は、ファームウェア更新ごとにパフォーマンスと操作性を高め、IoT ソリューションの可能性を広げてきました。新しいRutOS 7.19 ではその流れをさらに発展させ、運用負荷の軽減と自動化の強化を通じて、よりスムーズで直感的な管理を実現します。


このリリースの新機能は? 


カスタム Speedtest サーバー対応


RutOS 7.19 へのファームウェア更新では、カスタム Speedtest サーバー URL 指定に対応しました。これにより、デバイスは標準のパブリックサーバーだけでなく、ユーザーが指定したエンドポイントに対してパフォーマンステストを実行できるようになります。この機能により、組織ごとのネットワーク環境に合わせた検証が可能となり、プライベートネットワークやローカルインフラ上での測定を通じて、特定の導入環境に即した、より信頼性の高いパフォーマンス評価を行えます。


書き込み可能データソース向け SNMP SET 対応 


本ファームウェア更新では、リモート制御機能をさらに拡張するため、書き込み可能なデータソースに対する SNMP SET をサポートしました。これにより、許可されたシステムは、設定値を読み取るだけでなく、対応する構成値を変更できるようになります。この機能追加により、ネットワーク管理プラットフォームとの連携が強化され、より柔軟で高度な自動化ワークフローを実現するとともに、産業用途企業環境における遠隔デバイス管理の自由度が向上します。

ワークフローを効率化:UX・UI の更新 


eSIM プロファイル向けモバイル使用量対応 


eSIM のプロファイルごとのデータ使用量を追跡できるようになり、モバイル接続の管理がよりわかりやすくなりました。インターフェース上で、各プロファイルのデータ使用量を直接確認できるため通信量の可視化が進み、運用計画の立案が容易になるほか、複数の eSIM を利用する環境において、データおよびコスト配分の精度向上にも貢献します。


デフォルト SIM 表示と選択機能の拡張 


本ファームウェアの更新では、利用可能なすべての SIM および eSIM プロファイルを一覧表示し、アクティブなプロファイルとデフォルト設定を明確に示す拡張ビューを導入しました。この視認性の高いレイアウトにより、設定や切り替え操作が直感的になり、特にリモート環境や自動化された運用におけるマルチ SIM 構成時の設定ミス防止に役立ちます。



DHCP リース上限に関するイベントログメッセージ 


トラブルシューティングを支援するため、割り当て可能な DHCP リースが存在しない場合にイベントログへメッセージを記録する機能が追加されました。これにより、ネットワーク容量に関する問題を迅速に特定でき、高密度環境やスケール拡大中のネットワークにおいて、障害対応までの時間短縮につながります。



ファイアウォールルールのクローン機能とリアルタイムステータス 


NAT、トラフィック、ポートフォワーディングルールに対応したクローン機能が追加され、類似したファイアウォールルールを簡単に作成できるようになりました。既存ルールをワンクリックで複製し、必要に応じて調整できるため、複雑な環境でも設定作業を効率化し、繰り返しの設定負荷を軽減します。


また、多くのファイアウォール設定画面では、ルールの有効状態やトラフィックカウンターが表示され、ルールが実際に通信を処理しているかを即座に確認できます。RutOS 7.19 ではこの可視性が強化され、検証やトラブルシューティングをより正確に行えるようになり、セキュリティ設定時の試行錯誤を減らします。



モバイル WebUI の全面的な対応強化


RutOS 7.19 では、WebUI のモバイル表示を大幅に改善しました。より整理されたレイアウトと直感的なナビゲーションにより、スマートフォンやタブレットからでも快適に設定・管理が可能です。現場対応時であれ、移動中であれ、モバイルフォンの小さな画面でデバイス管理をスムーズに行えます。


よりスマートな接続を実現するセキュリティ強化 


WebUI および API における VPN サービスの IPv6 対応 


本ファームウェアの更新では、ZeroTier、WireGuard、EoIP、Tinc、OpenConnect、L2TPv3、Stunnel、OpenVPN、GRE など、幅広い VPN サービスに対して、WebUI および API の両方で IPv6 互換性が追加されました。


これにより、デュアルスタック環境や IPv6 専用ネットワークなど、最新の通信インフラにおいても柔軟かつスムーズな導入が可能となり、エンタープライズや大規模ネットワークでの拡張性が向上します。



Event Juggler におけるデバウンス保護


状態変化が短時間に連続して発生した際の不要なアクション実行を防ぐため、Event Juggler にデバウンス保護が追加されました。この新しい保護機能により、状態が短時間で変化した場合でもアクションが繰り返し実行されることを防ぎ、不要な動作を抑制するとともに、意図しない自動化ループの発生を防止します。


RutOS API 向け HTTP Basic 認証


RutOS API を利用するクライアント向けに HTTP Basic 認証が追加されました。これにより、シンプルで導入しやすい認証方法が利用可能になります。


この認証方式は、複雑な認証フローを必要としない連携やスクリプトに適しており、軽量なツールやサービスとの接続を容易にします。


まとめ 


本ファームウェアアップデートは、実際の導入現場の声をもとに設計され、可視性の向上、設定作業の効率化、プロトコル対応の拡張、そしてセキュリティ強化を実現しています。その結果、より管理しやすく、自動化に適した、将来を見据えたネットワーク環境を構築できます。


今後のリリースに向けたご意見や機能への要望がありましたら、ぜひお聞かせください。テルトニカは、皆さまの IoT ソリューションに本当に必要とされる価値を、これからも共に創り続けていきます。

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